条例に違反した猫の飼い主には500ユーロの罰金を科される。さらに、地上で巣作りをしているカンムリヒバリを猫が殺傷した場合、罰金額は、50000ユーロにまで引き上げられる。猫の「ロックダウン」期間中は、特別な許可がなければ飼い猫を外に出すことはできない。特別許可では、猫は2メートル以下の長さのリードでつながれた状態にあることが条件となる。この条例をドイツ動物保護協会は不当と表明し、カンムリヒバリなどの種の減少は、農業開発、休耕地開墾、昆虫の絶滅など生息地と餌の喪失が主な原因だと主張している。