プーチン大統領 ウクライナに最新長距離ミサイルが供給された場合の対応を語る

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナに米国の超距離ミサイルが供給された場合、ロシアは然るべき結論を出す、との姿勢を見せた。国営テレビ「ロシア1」のインタビューに応じた。
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プーチン大統領は「ミサイルは必要、しかしミサイルが今後も供給されるとなれば、我々は然るべき結論を出し、自国の破壊兵器を使用することになる。まだ攻撃していない施設に攻撃するための兵器はロシアに十分にある」と述べた。
プーチン大統領はさらに、ウクライナに最新多連装ロケットシステムを供給するという米国の決定について、新しいものはなにもない、似たようなソ連製・ロシア製システムをウクライナ軍はすでに保有している、と語った。
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大統領は、供給予定のミサイルの飛距離は45-70キロ級とロシア側は認識していると指摘した。
米国はこれより前、ウクライナ軍がロシア領攻撃に使用しないという条件のもと、多連装ロケットシステムHIMARSの供給が合意されたことを発表した。
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