日本 北海道とクリル諸島の間の洋上で元島民の慰霊を実施へ 

日本政府は今年2022年、ロシアの南クリル諸島(日本:北方領土)に埋葬されている日本人の墓参を海上から行う「洋上慰霊」を10回にわたって実施する方向で調整にはいった。6月7日、黄川田仁志内閣府副大臣が7日の参院外交防衛委員会で明らかにした。
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洋上慰霊にはビザなし交流で使用する交流船「えとぴりか」の活用が想定されている。
洋上慰霊は新型コロナウイルスの感染拡大で島への渡航ができなかった昨年2019年も北海道とクリル諸島の間の海上の境界線で行われていた。日本側はロシアの水域に入ることは想定していない。
これに先立ち、北海道の鈴木知事は6月2日、岸田首相に対し、クリル諸島の元島民のための慰霊行事の実施に協力するよう要請した。一方、岸田首相は、ロシアとのビザなし交流の終了に関連しては日本側が他の選択肢を検討していかねばならないとの考えを示している。
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