安くて栄養価の高いことで日本国民に親しまれているバナナは日本市場では過去20年以上価格の上下が起きていなかった。日本の輸入するバナナの8割がフィリピン産だが、そのフィリピンが世界的なインフレによる生産や輸送コストの上昇から値上げを余儀なくされるとして、全国のスーパーを束ねる日本小売業協会に理解を求める申し入れを行うことになった。読売新聞によれば、フィリピンではエネルギー価格の上昇から肥料価格、燃料費、輸送費用が上昇。従来の値段では採算が合わなくなっている。関連記事