同メディアによると、これらの画像は2018年10月17日に撮影された映像の静止画像。公開された画像では、全裸姿のハンター氏が手の中指を銃の引き金にかけて立っているものや、クラック・コカインの残骸、麻薬の吸引に使われたと思われるスプーンと皿、コンドームなどが確認できる。
Hunter Biden
© 写真 : biden. me@protonmail.com/screenshot
元となった映像は、米ニューヨーク・ポスト(NYP)が公開している。NYPは2020年10月、米デラウェア州の修理工房で発見されたハンター・バイデン氏のノートパソコンにあったとされる電子メールについて報じた。その記事によると、工房のオーナーはハンター氏のパソコンのハードドライブのコピーを作成し、それを元ニューヨーク市長で当時の米国大統領ドナルド・トランプ氏の個人弁護士であるルディ・ジュリアーニ氏に渡した。
米メディア「ポリティコ」を引用したNYPによると、ハンター氏の映像に登場する38口径の拳銃は、その撮影の5日前にデラウェア州で購入されたもの。
その後、このノートパソコンは米連邦捜査局(FBI)に押収されたと報じられている。英デイリー・メール紙によると、これらの画像は、ハンター氏が麻薬取引や売春などの犯罪行為に関与していることを示す可能性があるという。