米国の5月の消費者物価指数は8.6%上昇し、1981年12月以来の高水準となった。
バイデン氏は次のように述べた。
「プーチン(大統領)の値上げは5月、米国にも世界にも大きな打撃を与えた。ガソリン価格や食品価格の高騰で、月間の物価上昇の約半分を占めた。ロシア軍がウクライナを脅かし始めてから、多くの地域でガソリン価格が1ガロン2ドルも上昇している」
また、バイデン氏は「ウクライナの民主主義を保護するための取り組みを続ける一方で、ここ米国では物価を下げるためにもっと努力し、もっと早く行う必要がある」と付け加えた。
イエレン米財務長官は9日、米国がロシアに発動する制裁の影響で、米国市場での食料品や燃料価格が高騰していることを認めた。
先に、ロシアのプーチン大統領は、西側諸国ではすでにインフレにプーチン氏の名を付け始めているが、物価上昇でロシアを非難するのは「ある場所を覆い隠そうとする」試みだと冗談交じりに語った。プーチン氏は、どこかの国が何らかの方法でロシアを制限しようとするならば、まず自国を制限することになると強調した。
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