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マイクロソフトがハードディスクの終末を予言

マイクロソフトはコンピューター・メーカーらにハードディスクを徐々に減産し、来年2023年には生産を停止するよう呼びかけた。ウェブサイト「Tom’s Hardware 」が分析会社トレンドフォーカスのレポートを引用して報じた。
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マイクロソフトは、ハードディスクの使用停止はWindows搭載のコンピューターを生産するメーカーがすべきことと捉えている。ただし、Tom’s Hardware によれば、数種類のストレージが必要なゲーム用コンピューター、デスクトップ型は例外。
Tom’s Hardware によれば、専門家の多くがハードディスクの使用しなくばればソリッドステートドライブ(SSD)にはメリットになり、コンピューターの動作が速くなると考えている。一例として出されたのがApacer社が2022年5月に出したSSD。その順次読み込み速度は毎秒13ギガバイト、書き込み速度は毎秒12ギガバイトという驚くべき数値に達した。
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しかし、Tom's Hardwareは、SSDのコストが高い上に現在の半導体不足が妨げになってHDDからSSDへの移行は簡単には進まず、完全移行は2024年より前には実現しないと、推測している。
マイクロソフトは先に、コンピュータとスマートフォンの間のコミュニケーションを改善する新しいアプリを発表している。
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