バイデン氏の署名入り通知書では次のように述べられている。文書は、制裁延長に関してバイデン氏が米議会に宛てたもの。
「朝鮮半島における核物質の存在と拡散のリスク、および北朝鮮政府の政策と行動は、米国の国家安全保障、外交政策、経済に対して異常な脅威を与え続けている。このため、私は北朝鮮に関する国家非常事態を1年間延長する」
13日、米ワシントンで韓国の朴振外相と会談したアンソニー・ブリンケン米国務長官は「北朝鮮が核実験の準備をしていることは分かっている。その点について、我々は非常に厳重に監視している。韓国や日本をはじめとする近しい同盟国や友好国とごく緊密に連携し、あらゆるシナリオに備える」と語った。
また、ブリンケン氏は「我々は、短期的および長期的な軍備調整を行う用意がある」と付け加えた。
北朝鮮が7回目の核実験を行う可能性があることについて、ブリンケン氏は、数々の国連安保理決議に違反する「地域にとって危険で不安定な出来事」だとした。その上で、ブリンケン氏は北朝鮮に対し、こうした行動を慎み、前提条件なしで交渉の席に戻るという提案に前向きに対応するよう呼びかけた。
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