このほか、深刻な食糧に陥っているアフリカ諸国は、ブルキナファソ、コンゴ民主共和国、カメルーン、ケニア、モーリタニア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、ソマリア、チャドなどとなっている。
これまでに国連のグテーレス事務総長は、ウクライナ紛争の結果、肥料価格が高騰したため、あらゆる主要穀物の不足から世界の何十億人もの人々に影響が出かねないと指摘。国連食糧農業機関も2022~2023年にかけて世界の食料困窮者が1100万~1900万人増加するとの予測を出していた。
中東や北アフリカなど、小麦や食用油の多くを輸入に頼っている国に大きな危機が迫っているとし、サハラ以南のアフリカやバングラディシュ、インドネシアといったアジア諸国にも影響があるという。
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