テニスの全米オープン、ロシアとベラルーシの選手出場認める

テニスの四大大会の1つ、全米オープンを主催する全米テニス協会は14日、ロシアと同盟国のベラルーシの選手について、国旗を使用しない形で個人としての大会への出場を認める考えを明らかにした。NHKが報じた。
この記事をSputnikで読む
全米テニス協会は14日、公式ホームページ上で声明を発表し「ロシアによるウクライナへの挑発的で不当な侵攻を今も非難し続けている」と記し、ウクライナ危機に対するロシアの関与を非難した。
ナダル、ウィンブルドンのロシア選手除外を批判=テニス
ただし、8月に開幕する全米オープンについて「全米テニス協会は国籍に関係なくすべての選手がことしの大会に出場することを許可する」とし、ロシアとベラルーシの選手が国旗を使用しない形で個人として出場することを認める考えを明らかにした。
ロシアとベラルーシの選手は5月から6月にかけて行われた全仏オープンでは出場が認められた一方、6月下旬に始まるウィンブルドン選手権では出場が認められないなど、四大大会の中で対応が分かれている。テニスの全米オープンはニューヨークで8月29日から9月11日にかけて行われる。
関連ニュース
国際スケート連盟がロシア選手を除外 メドベージェワ「奇跡は起きなかった」
男子プロテニス協会 今季も中国大会すべて除外
コメント