日本経済新聞が中国国内の衛星写真を解析した結果、AWACSの特徴である円盤状レーダーを備えた飛行機形の物体が映っている状況が分かった。「E767」を模した機体の可能性が高いという。
E767は航空自衛隊の浜松基地に配備されており、世界には4機しかない。背面にレーダーを載せて飛び、地上のレーダーでは捕捉しきれない遠方の航空機やミサイルを早期発見する役割を担う。E767に類似する物体は滑走路のような設備の上に置かれていた。E767は飛行中に撃墜するのが難しく、地上で待機しているときがもっとも攻撃に弱いとされる。
宮沢氏は会合後、記者団に「中国が自衛隊装備に攻撃の準備をしていることは表に出さないといけない」と指摘した。会合でほかの出席議員からも中国の軍事力拡大を懸念する意見が出た。
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