コートジボワール=ロシア商工会議所のヘンリ・ドウエ・タイ会頭は、新しくロシアとの経済プロジェクトを創設するため訪露した。
「今起こっていることを考慮に入れても、コートジボワールはロシアとともに働いていく用意があります。ロシアのパートナーを探していますし、協力を続けていくつもりです。コートジボワールとロシアの間には、今のところこれといった大きな経済プロジェクトはないのですが、それをこれから作るためにやって来ました。特に不動産、医療、教育という分野です。基本的にはロシアビジネスに我々の国に来てもらうことを想定していますが、我々のメーカーが製造したプロダクトをロシアに輸出するということも考えています」
クウェートからの参加者
© Sputnik / Asuka Tokuyama
クウェート代表団のメンバーは「今回の経済フォーラムは見ての通り成功裏に開催されていると思います。ロシアの特殊軍事作戦は我々のロシアに対する態度を変えていません、これからも関係を維持していきます。全く正常です」と話した。
ミャンマー人の若い男性2人組に聞いた。制限が厳しく本来は取材はNGだが、匿名・写真なしを条件に取材に応じてくれた。2人はそれぞれモスクワとベラルーシ・ミンスクから来た。
「ミャンマーとロシアとの関係は、60年間の外交関係にわたって、常に温かい友好的なものでした。これは私たちの個人的な考えですが、軍事作戦に関しては、ロシアは自国を守る権利があると考えています。今回の経済フォーラムには、首相が、5名もの大臣を派遣したのです。財務や投資、商務、国際協力、エネルギー政策を担当する大臣、つまり国の基幹となる最も重要な役職についている人たちです。私たちは言わばその補佐として、通訳や様々な面でサポートするため参加しています。ロシアとはこれまで軍事的、技術的な協力関係にありましたが、貿易、輸出入を中心に、経済関係も強化しようというのが今回の狙いです」
各国首脳・歴代参加者
© Sputnik / Asuka Tokuyama
第25回ということで、会場内にはこれまでこのフォーラムに参加してきた各国首脳が大きな写真パネルで紹介されている。中には安倍晋三元首相の姿も。日本がロシアとの経済協力を強力に推し進めていた日々が遠い昔に感じられるフォーラムとなった。
関連ニュース