クレバ外相は米誌フォーリン・アフェアーズに記事を投稿した中で、一部の戦闘地域ではロシア軍の火力がウクライナ軍を15倍上回っているとした上で、米国製のミサイル・システムが数台供与されただけで状況の打開は困難と指摘した。また、ウクライナ軍への軍事供与が遅すぎると批判し、「複数の供給源」から速やかに兵器供与を行うよう要求している。
またクレバ外相はアフリカやアジア、アラブの国々がウクライナ政府に対し、「抵抗を中止」するよう要求していることも明らかにした。
これらの国々はロシア軍が黒海で「海上封鎖」しているとされる穀物の供給に関心があり、ウクライナが自国民、領土、主権を犠牲にして和平を結ぶことを要求していると指摘、危機の長期化により国際社会の関心が薄れているとも分析している。
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