ストルテンベルグ氏は、独紙ビルト・アム・ゾンタークに対し「さらに多くの最新兵器を用いることで、ウクライナはドンバス領からロシア軍を『追い出す』ことができる可能性が高まる」と述べた。
ストルテンベルグ氏は、NATOはウクライナに派兵しないと改めて強調した上で、「NATOはウクライナの自衛を引き続き支援するが、紛争には加担しない」と語った。
また、ストルテンベルグ氏は、NATOは「ロシアの核戦力の準備レベルが上がったとは見ていない」と再び指摘した。
ストルテンベルグ氏によれば、ウクライナ紛争がいつまで続くかは「誰にもわからない」が、「何年も続く」可能性があることを覚悟する必要がある。
先に、ロシア外務省のセルゲイ・ラブロフ外相は、ウクライナに対する支援物資はいずれもロシア側にとって正当な攻撃目標になると牽制していた。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官も同じくコメントを発表し、ウクライナに西側から兵器を供与することは停戦交渉の助けとはならず、否定的な効果をもたらすに過ぎないと評価していた。
関連ニュース