研究者らは、新型コロナの感染者およそ130万人分の医療データの分析を行った。病気が長期化した女性は、神経疾患やリウマチ、胃腸障害を発症し、倦怠感や気分障害が観察され、耳や鼻、喉の問題も訴えた。一方、男性は内分泌障害(糖尿病など)や腎臓障害を発症した。
全体として、女性は新型コロナの症状が長期化する傾向が22%高かった。
研究者によれば、女性は、より迅速かつ強力な自然・適応免疫反応をもち、それらが初期感染からの保護や重症化の回避を可能にする。しかし、この違いにより、長期的な自己免疫障害に対して女性はより脆弱になる可能性がある。
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