ロシアの日本人バレエダンサー 留学中断の子どもに指導=NHK

ロシアのバレエ団に所属する日本人ダンサーらが、ウクライナ情勢を背景とした露日関係の悪化で留学を中断するなどした子どもたちを対象に、東京都内でレッスンを開いた。NHKが伝えている。
この記事をSputnikで読む
NHKの報道によると、レッスンはロシア・ノボシビルスクのバレエ団に所属する福田昴平さんが主催し、ロシアへの留学を中止、中断した10歳~15歳の22人の子どもたちが参加した。子どもたちはピアノの音色に合わせて、足を高く上げたり、回転したりする練習をして、本場の演技や技術を教わったという。
モスクワ国際バレエコンクール、ロシアで活躍する日本人ダンサーにインタビュー 10日の決戦に2名進出
参加した子どもたちは「いつかロシアに行ける日がくればいいなと思う」「ロシアに戻ってレッスンを受けたい。そのために練習を続ける」と話していたという。
ノボシビルスク・オペラ・バレエ劇団によると、福田さんは2009年に東京の「K-Ballet School」を卒業した後、主に国内で活動。2016年にロシアにわたり同劇団のソリストとして活躍。「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などにも出演している。
関連ニュース
欧州に残されていたエルミタージュ所蔵品 ロシアへ無事返還
ロシア文化のボイコットに反対する運動が伊ミラノで開催、スカラ座はムソルグスキーで新シーズン開幕へ
コメント