「5月に必要な支払いを行ったので、デフォルト(債務不履行)に陥ったという主張は全くの誤りである。そして、(ベルギーにある国債決済機関の)ユーロクリアがその金を保留し国債保有者に届けなかったことは、すでに我々の問題ではない。よってこの場合、この状況をデフォルトと呼ぶ理由は全くない」
米国のブルームバーグ通信社は27日未明、ロシアは国債の延滞金として1億ドルを支払うための猶予期間が終了し、1918年以来の「デフォルト」になったと発表した。またロシア財務省は、総額125億1000万ルーブル(約3170億円)の資金がユーロ建て債の支払機関であるロシア証券保管振替機関(NSD)に入金されたが、国債保有者には届いていないと明らかにした。
6月22日、プーチン大統領はロシアの外貨建て債務についての新たな一時的措置に関する大統領令に署名した。
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