日本外務省による報告には、次のように述べられている。
「冒頭、岸田総理から、5月の日EU定期首脳協議では有意義な意見交換を行い、充実した共同声明を発出することができた、ウクライナ危機の中でのEU首脳による訪日は、価値を共有する日本との戦略的パートナーシップの重視の現れと評価している旨述べた」
また、岸田首相は、ミシェル議長による広島訪問に感謝の意を表したという。
さらに、外務省よる報告ではこのように指摘されている。
「両首脳は、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であり、法の支配に基づく国際秩序を守り抜くため、ロシアによるウクライナ侵略への対応や『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、引き続き緊密に協力していくことで一致した」
加えて、岸田首相とミシェル議長は、北朝鮮問題やアジア地域の情勢について協議し「力による一方的な現状変更の試みは認められないことで一致した。」
G7サミットは、ドイツのバイエルン州エルマウで26日から28日にかけて開催されている。同サミットにはセネガル、南アフリカ、アルゼンチン、インド、インドネシアの首脳らが招待された。
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