白書は「ロシアとウクライナは、世界経済に占める経済規模は大きくないものの、エネルギー、食料、及び重要鉱物等、特定産品において世界有数の産出国・輸出国であり、それらの産品を両国からの輸入に依存する諸国では、供給の途絶リスクが懸念される」と指摘している。また、食料やエネルギーの価格高騰を背景に、日本政府は、国民の生活や安全保障などの観点から、重要物資の安全供給に関わるリスクの分析や対応を検討していると強調している。