NATOサミット ロシアは同盟にとっての主要な脅威 スペイン首相

北大西洋条約機構(NATO)加盟国にとってロシアは、同機構の新たな戦略的コンセプトにおいて主要な脅威とみなされることになり、スペイン・マドリッドで開催されるNATOサミットにおいてそのことが確認されることになる。29日、スペインのペドロ・サンチェス首相が表明した。
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ラジオ局「Cadena SER」のインタビューに同首相は、「2010年を振り返った場合、リスボンで承認された過去10年間の戦略概念では、ロシアを戦略的パートナーと呼んでいた」と語った。
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「マドリッドで確認される戦略概念では、ロシアを同盟国への主要な脅威とみなすだろう」

NATOの首脳および政府レベルでの会合は、6月28日から30日にかけスペインの首都マドリードで開催される。参加者らは、新しい戦略概念を採択し、同盟の強化と世界の気候変動が安全保障分野に与える影響について検討を行う。
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