ロメロ被告は、24人が犠牲となった陰惨な殺人事件を含め、2017年から2019年に行われた複数の犯罪に関与した。また起訴されているMS 13のその他のメンバーたちは警察の職員や地元記者の息子を含め54件の誘拐事件に対する罪に問われているが、そのほとんどがロメロ・チャベスの指示による犯行とされる。他の被告らには、500年、200年、20年、15年、3年6ヶ月の自由剥奪が言い渡された。
国内の犯罪が急激に増加したことを受け、エルサルバドルの立法議会は、ナジブ・ブケレ大統領の要請に基づき、3月末に30日間の非常事態宣言を発出したが、現在もこの宣言は毎月、延期されている。
通りでの暴力事件は、主にMS13のメンバーによるもので、非常事態宣言の発出以降、すでに4万人以上が身柄を拘束されている。
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