中国は「一国二制度」を長期にわたって維持する その成功は前例がない=習主席

中国の習近平国家主席は1日、香港の中国返還25年の記念式典で演説し、中国政府は香港特有の地位や利点の維持、障害のない国際関係の拡大を支援すると述べた。習氏はまた、香港の根本的な利益は、中国全土の基本的な国益と合致していると強調した。
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「祖国を頼り、全世界とつながることは、香港住民が大切にし、中央政府が高く評価している香港の好適な条件であり、明らかな利点だ」

また中国は、香港とマカオに関する「一国二制度」を長期にわたって維持する方針。

「『一国二制度』原則は、何度も時代の試験に合格してきた。このような良い制度を変える理由はなく、長期にわたって維持する必要がある」

習氏は、これは前例のない偉大なイニシアチブだと述べた。
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また同日、香港政府トップの行政長官就任式が行われ、今年5月の選挙で当選した李家超(ジョン・リー;り・かちょう)氏が習氏を前に就任宣誓を行った。
香港は1997年に英国から中国に返還され、それ以来、幅広い分野での自治が認められている。
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