発見されたのは、草食恐竜イグアノドン類の骨の化石。1億3千万年前の地層から発見され、国内最古級とみられている。イグアノドン類の化石は欧州では見つかっている。共同通信の記事によると、恐竜博物館の柴田正輝主任研究員は「徳島での発見は、イグアノドン類が白亜紀前期(1億4000万年~1億年前)に東アジアの端まで分布していた証拠だ」としている。化石は2021年に発見された。長さや幅が数センチのしっぽの骨で、歯の化石も見つかった。イグアノドンの全長は6~7メートルと推定されている。関連ニュース