中国が月をその領土と主張する可能性がある=NASA長官

米航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官は、中国が将来、月に着陸したら、それを自国の領土と主張する可能性があると表明した。
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ネルソン氏はドイツのビルト紙とのインタビューで、現在、北京とワシントンの間に「宇宙を開発するための新しいレース」があると述べた。同氏は「中国が月面着陸し、『これは我々のものである』と主張することを非常に心配する必要がある」と述べ、中国の宇宙計画は軍事的だと考えていると付け加えた。
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ネルソン氏はまた、中国の宇宙ステーションは「他国の衛星を破壊することを学ぶ」との意見を表明した。
これより前、日米両政府は、日本を訪問する米国のバイデン大統領と日本の岸田首相の会談後に、アルテミス計画の一環における日本人宇宙飛行士による将来の月面着陸などの日米協力に関する文書を公表する方針だと報じられていた。
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