ロシアは国連安保理拡大を支持 ただし日本とドイツの理事国入りは支持せず=駐中国ロシア大使

国連安保理を「より民主的」にするため、安保理は途上国の割合を増やすべきである。アンドレイ・デニソフ駐中国ロシア大使が、北京で行われた国連世界平和フォーラムの総会でこのような考えを示した。
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デニソフ大使は同時に、ロシアはドイツと日本の国連安保理入りを支持する用意はないと強調。これによる内部バランスの変化は起きないからだ。
また、現在の国連安保理は事実上、西側代表が「プロパガンダを展開する」場になっており、西側諸国は自身の見解を究極の真実のように押し付けていると指摘。これら破壊的行為は国連安保理メンバーを一層遠ざけ、同理事会の取組みの効果を減らしていると語った。

「これを背景にして特に国連改革の必要性が深刻になっている。我が国は幅広いコンセンサスを基に国連安保理の拡大を支持している。世界の人々の願望を反映させ、より民主的になるために、アフリカ諸国、アジア諸国、南米諸国の割合を増やすべきと考える」

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常任理事国を増やすことにはフランスも賛成を表明。G4諸国と呼ばれるドイツ、ブラジル、インド、日本の常任理事国入りを支持している。
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