NHKの報道によると、5日午前4時半すぎ、尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入した。
林外相は、記者会見で「本日午前4時半ごろ、中国海警局に所属する船舶2隻が尖閣諸島周辺の我が国領海に侵入し、日本漁船1隻に近づこうとする動きを見せた。現在もいずれも領海にとどまっている。外交ルートを通じて厳重に抗議し、速やかに退去するよう強く求めた」と述べた。また、中国海警局に属する船舶のこのような活動は、国際法違反であると非難した。
日本の防衛省は4日、中国とロシアの艦艇が尖閣諸島周辺の日本の接続水域に入ったと発表した。日本政府は、外交ルートを通じ中国側に重大な懸念を表明して抗議するとともに、再発防止を求めた。
また、林外相によると、ロシアに対しては、尖閣諸島周辺の水域におけるロシア軍の動向について高い関心を表明し、ロシア側が適切な対応を取ることを強く求めるとした。
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