読売新聞は4日、北京の外交筋を引用し、プーチン大統領が習主席にロシア訪問を要請したが、「習氏は新型コロナウイルス対策を理由として、近い将来の訪露は困難との認識を示した」と報じた。同紙は「習氏は異例の3期目続投を見込む今年後半の共産党大会を控え、国内だけでなく対外環境の安定も模索しているとみられる。訪露することで、経済制裁などで対露圧力を強める米欧との対立がさらに深まるのを避けたい思惑もありそうだ」と見解を示した。関連記事