そのスイレンは、オオオニバス属に分類された。これまでオオオニバス属には、「オオオニバス(Victoria amazonica)」と「パラグアイオニバス(Victoria cruziana)」の2種のみが知られていた。新種(Victoria boliviana)は英キュー王立植物園に177年間、ボリビア国立植物博物館に34年間管理されてきたが、オオオニバス属の「オオオニバス」だと長年思われていたという。
しかし、両国の研究者らがこのスイレンのゲノムを調べたところ、新種であることが判明した。この新種は現存するスイレンの中で世界最大のもので、葉の直径が3.2メートルに達し、花の大きさは人間の頭よりも大きいという。
スプートニクは以前、オーストラリア西海岸の海底で、地球上で最も大きな植物が見つかったと報じた。
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