英国のジョンソン首相、政府は危機の最中に退陣すべきではない

英国のボリス・ジョンソン首相は、自国が危機と困難な状況にある中で、政府は辞任すべきではないと述べた。
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テレビチャンネル「スカイニュース」が中継した議会での演説の中で、ジョンソン首相は、「国が経済や予算の問題に直面し、この80年で最大規模の戦争が欧州で起こっているまさにその時、政府は退陣するのではなく、機能し続けることが期待されている。私たちは、この国の人々にとって大切なものに焦点を当て、活動を続けていく必要がある」と表明した。
英国では7月5日、スナク財務相とジャビド保健相が辞表を提出。この2人の閣僚が辞表を提出した数時間後、今度は保守党の副党首を務めるビム・アフォラミ氏も辞意を表明したことが明らかになった。ウィル・クインス子ども・家族担当相とロビン・ウォーカー学校基準担当相も辞職している。
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またこの間、ジョンソン氏の党友であるクリス・スキッドモア議員は、同首相に対する不信任決議に署名し、不信任決議の新たな投票問題を議論するために党内規則の改訂を求めた。
さらに、市場調査およびデータ分析企業「YouGov」の調査によると、英国の保守党の有権者の大多数と国民の3分の2は、ボリス・ジョンソン氏は首相を辞任すべきだと考えている。
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