「サハリン1」の運営主体は、エクソン・ネフテガス社(米エクソンモービル社傘下)が30%の株式を保有している。3月上旬には、エクソンが撤退を検討していると報じられた。
また、「サハリン1」の権益は、ロスネフチが20%、日本のSODECOが30%、インドのONGCビデッシュ社が20%をそれぞれ保有している。
SODECOは、日本政府、石油資源開発株式会社(JAPEX)、伊藤忠商事、丸紅、INPEXが出資している。
ロシアのユーリー・トルトネフ極東連邦管区大統領全権代表によると、現在、「サハリン1」の原油採掘は制裁を受けて22分の1となり、日量1万バレルに落ち込んでいると明らかにした。
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