薬物所持でロシアで逮捕の米国女子バスケットボール選手 バイデン大統領からの書簡を受け取る

エリザベート・ルッド駐ロシア米国公使は、麻薬所持の罪でロシアで逮捕されたバスケットボール米国代表のブリトニー・グライナー(31)に法廷で言葉を交わし、バイデン大統領からの書簡を手渡したことを明らかにした。
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2月、ニューヨークからの便でモスクワのシェレメチエヴォ空港に到着したグライナーは、手荷物検査で特有の臭いのする液体が入った「VAPE(ベイプ)」が見つかったため、拘束された。鑑定の結果、液体がハシシ油であることが判明したため、グライナーは薬物密輸の刑事事件として起訴され、逮捕された。薬物密輸は刑法では5年から10年の禁固刑と定められている。
7日に行われた審問でグライナー被告は薬物密輸の罪を認めたものの、「急いでいて(荷物をまとめて、出すのを忘れたためで)、犯罪の意図はなかった」と供述している。公判は7月14日まで延期された。
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グライナーは世界のバスケットボール選手の中でも輝かしいタイトル保持者として知られている。米国代表としてオリンピック2冠、世界選手権2冠を勝ち取っており、フェニックス・マーキュリーの一員として2014年のWNBAのチャンピオン。NBAの女子ベストプレーヤー25に入っており、2015年からロシアのUMMCエカテリンブルクでプレーしている。
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