「私たちは、日本のすべての人々に深くお見舞いを申し上げる。なぜなら、安倍元首相は、なにより、日本の真の愛国者だったからだ。彼は常に自国の利益を擁護し、交渉の席でそうすることを選んだ」
ペスコフ報道官は、そのおかげで、「プーチン大統領と非常に良好で、有効で、建設的な関係を築いた」と強調した。
同報道官は、「現在、そのような政治的意志が多くの国で不足している。そうした国々は、戦場で自分たちの利益を守ることを選ぶと公然と述べているが、それは、発展が袋小路に入り込むことを意味する」と語った。
安倍晋三元首相は8日午前11時30分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前での街頭演説中に銃で撃たれた。警察の発表によれば、安倍元首相は撃たれた直後は意識があったものの、病院へ搬送されている間に心肺停止状態になったという。
警察は元海上自衛官の山上徹也容疑者(41)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。調べに対し、「安倍元首相に対して不満があり、殺そうと思って狙った」と話す一方、「安倍元首相の政治信条に対する恨みではない」などと供述しているという。
これに先立ち、奈良県で銃撃を受けた安倍晋三元首相が亡くなったことが明らかとなっている。
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