このロボットは、酸化鉄の微小な粒子が集まった構造体で、動作は磁場で制御されており、歯の表面の歯垢をかき出す形や、歯周ポケットを掃除する細い糸状に変化するという。さらに、酸化鉄が過酸化水素を活性化させ、歯に存在する細菌を殺す反応を引き起こす。研究者らはマイクロロボットを模型や実際の歯でテストを行ったところ、口腔内の清掃に高い効果があることが分かった。研究者らによると、このロボットがブラッシング、フロッシング、洗浄の効果を発揮することで、普段の歯磨きがよりやりやすくなるという。関連ニュース