報道によると、暴徒は私邸に押し入り、これを焼き払った。ラニル・ウィクラマシンハ首相の安否については報じられていない。
首相のプレスサービスが明らかにしたところによると、首相は即時辞任を拒否している。首相はあらゆる派閥からなる新政府が発足し、議会内における多数派が保証された上で退陣するとしていた。
国外に逃れたゴタバヤ・ラージャパクサ大統領は13日に正式に辞任し、代わりにマヒンダ・ヤパ・アベイバデナ国会議長が暫定大統領に就任する見通し。大統領はすでに国外へ脱出している。
この抗議活動では少なくとも40人以上が負傷し、そのうち2人は警察とされている。
各党の代表は9日の緊急集会で大統領と首相に退陣を要求し、暫定大統領の指名を決定していた。そして30日以内に、議員の中から新たな首脳を選出し、新政府を発足させたうえでの議会選挙実施を要求していた。
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