スリランカ大統領 モルディブに退避

スリランカ空軍は、同国のゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が13日、夫人とともに国外へ脱出し、飛行機で隣国モルディブに向かったと明らかにした。スリランカのニュースサイト「News 1st」が同国空軍の発表を引用して報じている。
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スリランカ紙のデイリー・ミラーは13日、ラジャパクサ大統領が辞表を用意し、その辞表の日付は7月13日だったと報じた。辞表はマヒンダ・ヤパ・アベイワルデナ議長に手渡されたという。議長は、13日に大統領の辞任を正式に発表する予定。
同紙によると、ラジャパクサ大統領の辞任を受けて、ラニル・ウィクラマシンハ首相、スリランカ人民戦線(SLPP)のダレス・アラハッペルマ議員、統一人民戦線(SJB)のサジット・プレマダーサ党首の3人が大統領選に立候補するとみられている。スリランカの新大統領は、国会で20日に秘密投票を実施し選出される。
同国は現在、1948年の独立以来最悪の経済危機を経験している。
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