コロナの感染拡大と景気後退に対する懸念で原油価格が7%以上の急落

原油の需要低下に対する懸念から、世界的な原油価格は7%以上も値を落とし、ブレント原油先物の価格は1バレルあたり100ドルを下回った。
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日本時間13日午前3時10分の時点で、ブレント原油先物(9月物)の価格は7.03%下落し、1バレル=99.57ドルとなった。WTI原油先物(8月物)は7.74%下落し、96.01ドルとなった。
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市場では複数の要因により原油価格が急落した。その主要な要因は、中国における新型コロナウイルスの感染拡大悪化で、再び規制措置が発動されることで原油の需要が低下すると懸念されている。その他、主要国の中央銀行が次々と金利引き上げを行ったことによる世界的な景気後退の可能性も指摘されている。
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