前財相のリシ・スナク氏
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これまでは計11人が立候補を表明していたが、3人が辞退した。サジド・ジャビド前保健相は必要な数の推薦を受けられず断念。交通相のグラント・シャップス氏は自ら立候補を辞退し、スナク氏支持に回った。
また、ダークホースとして注目されているのが、メイ政権で英国史上初の女性防衛相を務めたモーダント氏だ。首尾一貫したEU離脱支持者でリベラルな社会政策の信奉者として知られ、党内の多様な派閥を束ねる候補者として幅広い支持を集めている。
13日の第1選抜で保守党議員30人以上の支持を得た候補者は、14日以降に行われるとみられる次のラウンドに駒を進める。こうして候補者が2人まで絞られ、約20万人いる一般党員による郵便投票が行われる。最終的な結果が明らかになるのは9月5日となる。英国では日本と同じように議会で多数を占める与党党首が首相に選出される。
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