州当局から中絶を拒否された少女は、隣のインディアナ州まで移動し、6月30日に中絶の手術を受けることとなった。
フエンテス容疑者は当局に対し、幼い女の子を少なくとも2回レイプしたことを認めている。裁判所によると、同容疑者の保釈金は200万ドル(約2億7200万円)となる。裁判資料によると、次回の出廷は7月22日。
中絶を認めたロー対ウェイド事件が覆されたため、オハイオ州では、妊娠6週目からの中絶を禁止する法律が施行された。
ロー対ウェイド事件は、中絶の合法化をめぐる米最高裁の歴史的判決。米連邦最高裁判所は24日、女性の堕胎を権利として認めた1973年の「ロー対ウェイド事件」を見直し、人工妊娠中絶の権利に関する合衆国憲法の保証を覆した。
関連ニュース