経済力のある国の政府はワクチン効果を踏まえ、かつて採用していた制限をほぼ全て解除した。しかし同時に、パンデミックは「収束にはほど遠い」とテドロス事務局長は強調する。オミクロンの新たな変異株が複数国で確認されており、ウイルスは「引き続き侵攻している」ことを物語っている。
WHOが 監視する変異株にBA.2.75がある。「センタウル」と名付けられ、5月にインドで初めて確認された。研究者によると、センタウルは感染スピードが速いことが特徴で、ワクチン接種や感染後にできた免疫防御を回避するという。
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