自画像は『白い帽子をかぶった農民の女性』の裏側に描かれ、糊と厚紙の層の裏に隠されていた。ゴッホはしばしば節約しなければならず、カンバスの両面を使用していた。
印象派画家に捧げられた展示会の直前、専門家らがキャンバスのX線写真を撮ったときに偶然この絵が発見された。
見つかった絵は、ゴッホの一連の実験的な自画像の一部。こうした作品のうち5枚が、オランダのゴッホ美術館ですでに展示されている。
修復家は、原画を傷つけず肖像画を復元することを計画している。当面、新たに見つかった作品のX線写真がエジンバラ市の特設ライトボックスで展示される。
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