スペイン襲う酷暑、3日間で84人死亡

スペイン保健当局は15日、熱波に見舞われた10~12日の3日間で、暑さによりスペイン全国で84人が死亡したと明らかにした。今月10日以降、スペイン各地で40度を超える最高気温が観測されていた。「Euro Weekly News」などが伝えている。
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「Euro Weekly News」などによると、スペイン全国で10日に15人、11日に28人、12日に41人が暑さにより死亡した。この3日間でスペインやポルトガルの南部では、最高気温が45度に達した地域もあった。暑さは来週まで続くと予想されている。
スペインでは6月11~20日にも熱波に見舞われ、計829人が暑さにより死亡した。政府はスペイン国民に対し、水分補給をしっかりし、過度な運動を控え、できる限り屋内で過ごすよう呼び掛けている。
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日本でも今夏、記録的猛暑が観測されている。6月20~26日の全国の熱中症による搬送者数は4551人となり、6月としては過去最多となっていた。
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