研究チームは約21000人を対象にMRTによる脳の画像診断と飲酒の習慣についての調査を行った。
その結果、週に7ユニット(56グラム)以上の飲酒をした場合、脳内の鉄分レベルの上昇を招き、動作や学習、認知、感情などに影響をもたらすことが明らかになった。
7ユニットとは種類やメーカーによっても異なるが、アルコール度数5度のビールやチューハイでは約1.5リットル、15度の日本酒やワインだと約500ミリリットルの計算となる。
1週間に7ユニットを超える飲酒は、アルツハイマー病やパーキンソン病になるリスクを高めると考えられているほか、脳機能への悪影響も懸念されている。
スプートニクは以前、ロシアの神経科医が語った認知症の最初の兆候について報じている。
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