ブレア氏は「今世紀の最大の地政学的変化は、ロシアではなく中国から来るだろう。我々は西側の政治的および経済的支配の終わりに近づいている。世界は少なくとも二極、そしておそらく多極になるだろう」と語った。
政治家は中国を「世界第2の超大国」と呼んだ。ブレア氏によると、中国の習近平国家主席は、北京の支配下で台湾を返還するという意図を隠していない。また、ブレア氏は習氏の主導下で中国が積極的に影響力のために戦っていると述べた。ロシアとイランは北京の同盟国になるという。
同氏は、中国に対する「強さと関与」の政策を支持している。中国の将来の地位がもたらすものに対処するために「十分に強くなる」必要があるが、完全に「離脱」したり、協力や相互作用のラインを閉じたりすることを求めてはならないという。
さらにブレア氏は、西側は国防費を増やし、軍事的優位性を維持すべきだと述べたが、「ソフトパワー」の重要性を強調した。
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