同紙によると、欧州員会は企業に対しても、ガスに余裕をもたせるためできるだけ他のエネルギー源を使うよう勧めている。同委員会はロシアからガス供給が遮断されるリスクもあると考えており、それに伴い、ガス削減を任意から強制措置に切り替える時期だとしている。
計画は20日に公表される。
また同紙は、これら措置は、EU全体のエネルギー分野における非常事態宣言手前の最後のステップになる可能性があると指摘している。
ガスプロムは11日、計画修繕のため「ノルドストリーム(ノードストリーム)」経由のガス輸送を停止。21日まで停止が続くとされている。欧州では、ロシアが完全に供給をストップする可能性があるとの懸念がある。独メディアは「ノルドストリーム1」が完全停止すれば、欧州は7月にもガス不足になる恐れがあるとしている。