プライス氏は「我々は、モスクワに対して課せられた前例のない制裁、輸出規制、またはその他の財政措置を回避するための中国からのロシアへの武器の提供または支援は非常に高価になるという合図を公に出した」と述べた。
同氏によると、アントニー・ブリンケン米国務長官は、バリで行われたG20サミットの一環として中国の王毅外相と会談した際に、すでにそのような「合図」を中国側に伝えている。
これより前、王毅外相は、一部の国はウクライナの危機を利用して、中国や他国に対して違法な一方的な制裁を課していると述べていた。また、王毅外相は、中国はウクライナ危機の当事者ではないが、傍観するつもりもないと語っていた。
先に、中国国防省の譚克非(タン・ケフェイ)報道官は、米国が計画している1億800万ドル(約150億円)規模の兵器などの台湾への売却について、即時撤回するよう求めた。
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