イエレン財務長官によると、米国と韓国などその同盟国は「世界経済秩序の基本にある規範と価値にしっかりと則ることを求め、協力を続けていく」という。世界経済秩序の「違反者」を待ち受けるものは「ロシアによる侵略に対する前例のない対応」から見て取れるとした。
ロシアは「経済統合を武器として使い、大きな成果を上げ」ており「世界の食料危機という脅威を与えている」とイエレン財務長官は指摘。
「すべての責任ある国は、この戦争に対抗するために団結し、早期終結に向け協力しなければならない」と締めくくった。
これより前、米国財務長官が「ロシアの収入を減らし世界エネルギー市場の価格安定」を狙い、ロシア産原油の「価格上限」で合意するためアジア歴訪中であることが報じられた。米国では、原油価格をめぐる米ロの対立は米国および世界経済に「甚大な影響」を与える恐れがあると指摘されている。
関連記事