ヴェルシニン副外相は「今の農業年度のロシアからの穀物輸出は3700万トンに達すると予想している」と語った。
同氏によると、来年は最大5000万トンの輸出が計画されている。
これより前、カゼム・ジャラリ駐ロシア・イラン大使は、ロシアからの穀物と石油の輸入量を増やす可能性を認めた。
先に、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、ロシア産およびウクライナ産の食糧とロシア産肥料を直ちに世界市場に戻すことで、今年、世界の多くの地域で飢餓を回避することができると述べていた。
ロシアのプーチン大統領は6月24日、ウクライナの黒海沿岸の港で足止めされていた穀物の輸出問題について、欧米など西側諸国による「ヒステリー」と呼び、「人為的に煽られている」との見解を示していた。
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