NASA、月面車の打ち上げを2024年後半まで延期

米国航空宇宙局(NASA)は、水探査ロボットVIPERの月への打ち上げを2024年まで延期したと発表した。
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NASAのウェブサイトに公開された発表によると、Astrobotic社は2023年11月にVIPERを月に配達する予定だったが、NASAは同社とミッションのチームに2024年11月の(月の)南極への配達を調整するように要請した。
NASAは、ミッションのリスクを減らすための作業を目的とした追加の地上試験のために配達が延期されたことを明らかにした。
中国が月をその領土と主張する可能性がある=NASA長官
NASAによると、VIPERは月面の潜在的な資源と水氷探査を行う予定だ。このデータは将来のミッション計画に役立つという。
これより前、NASAは、月への有人宇宙飛行計画「アルテミス計画」の最初のミッション「アルテミス1号」について、8月に無人飛行試験として打ち上げるオリオン宇宙船と宇宙発射システム(SLS)ロケットのテストが完了したと発表した。
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