プーチン露大統領、イランのライシ大統領と会談 安全保障で連携強調

ロシアのプーチン大統領は19日、訪問先のイランの首都テヘランで同国のライシ大統領と2国間協力の発展やシリア情勢の安定について話し合った。その後、イラン最高指導者のハメネイ師とも会談を行った。
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ライシ大統領との会談ででプーチン大統領は、「ロシアとイランは国際安全保障において相互作用を深めており、シリア問題の解決に重要な貢献をしている」と述べた。ライシ氏もシリアにおける両国の協力によって中東地域はより安定性が増したとの認識を示したうえで、「他の国はテロリズムと戦うことだけを追求しているが、我々(イランやロシア)のテロとの戦いにおける協力関係は、自らが立てた目標を達成することができることを証明した」とシリアでの協力を歓迎した。
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また、プーチン大統領はロシアとイランの貿易額が記録的な増加をみせていることをふまえ、「2国間関係はよいテンポで進んでいる」と述べた。ライシ大統領も今回のプーチン大統領の訪問が「2国間関係発展や地域的、世界的課題の転換点になることを期待する」としている。
また、ロシア大統領府のぺスコフ報道官によると、プーチン大統領はイランの最高指導者・ハメネイ師とも非公開の会談を行った。
ロシアのプーチン大統領は19日、イランのテヘランを訪問し、同国のライシ大統領、トルコのエルドアン大統領と3者会談、2国間会談を行う。また、会談ではイランとの経済協力や食糧危機、シリア情勢など幅広い問題が議題にあがるとみられている。
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