12日、ロシアで初めてサル痘の患者が確認された。感染者は若い男性で、ヨーロッパ旅行から帰国後に特徴的な発疹が出て病院に行ったところ、サル痘と診断された。現在、サル痘に対する特別なワクチンは存在しないが、天然痘ワクチンを接種することでサル痘に対して85%の予防効果があるという。これよりも前、日本の厚労省は、将来の感染症流行に備えた国産ワクチンの開発について、サル痘など8種類の感染症を開発の支援対象にしたと報じた。関連記事サル痘ウイルス、予想以上の速さで変異 研究結果